ゲームサーバーを立てるVPS
この用途だけは、日本リージョンがほぼ必須です。安さだけで選ぶと全員が文句を言うサーバーができあがります。
当サイトは各VPS事業者のアフィリエイトプログラムに参加しており、リンク経由でのお申し込みにより報酬を受け取る場合があります。ただし掲載順位・評価・実測データは編集方針と計測結果のみに基づいており、報酬額による優遇は一切行いません。日本リージョンが無い事業者や、報酬が発生しない事業者も同じ基準で掲載しています。
日本リージョンは事実上必須
先に結論を出します。ゲームサーバーで日本リージョン以外を選ぶ理由はほぼありません。
当サイトの実測値で見てみます。
| リージョン | 実測RTT | プレイ体験 |
|---|---|---|
| 東京 | 1.7ms | 国内サーバーと同等 |
| 大阪 | 7.9ms | 問題なし |
| ソウル | 32.9ms | わずかに違和感 |
| シンガポール | 67〜75ms | ブロック設置が明確に遅れる |
| 米国西海岸 | 107ms | 快適とは言えない |
| 欧州 | 224ms以上 | 実用外 |
Minecraftはサーバーとの往復ごとに操作が反映されるため、遅延がそのまま体感になります。ブロックを置いてから見えるまでの遅れ、殴った判定のずれ、これらは50msを超えたあたりから明確に分かります。
つまり候補は Vultr(東京・大阪)、Contabo(東京)、Linode(東京・大阪) の3社です。
必要メモリ
同時接続数だけでは決まりません。Modの有無が支配的です。
| 構成 | 同時接続 | 推奨RAM |
|---|---|---|
| バニラ | 〜5人 | 2GB |
| バニラ | 〜10人 | 4GB |
| バニラ | 〜20人 | 6〜8GB |
| Mod少数(10個程度) | 〜5人 | 4GB |
| Mod多数(100個以上) | 〜5人 | 8〜12GB |
| 大型Modパック | 〜10人 | 12〜16GB |
Java版のサーバーはJVMのヒープ設定が効きます。搭載RAMの全部をJVMに割り当てないでください。OSと他のプロセス用に1〜2GB残すのが基本です。
# 8GBのVPSなら、JVMには6GBを割り当てる
java -Xms6G -Xmx6G -jar server.jar nogui
CPUも見落とせない
Minecraftのサーバーはシングルスレッド性能に強く依存します。コア数を増やしてもTPS(1秒あたりのティック数)はあまり改善しません。
vCPU 2〜4コアあれば十分で、それより1コアあたりの性能が高いプランを選ぶほうが効きます。この点では共有度合いの高い格安プランより、性能の安定した会社が有利です。
選択肢
Vultr 東京 — この用途の第一候補
東京・大阪の2拠点があり、時間単位課金です。「イベントの日だけ大きいプランに上げる」という運用ができるのが、ゲームサーバーでは効きます。
| プラン | vCPU | RAM | 月額 | 目安 |
|---|---|---|---|---|
| High Performance | 1 | 1GB | $6 | 少人数バニラ(厳しい) |
| High Performance | 2 | 2GB | $12 | 4〜5人バニラ |
| High Performance | 2 | 4GB | $24 | 10人バニラ / Mod少数 |
Contabo 東京 — 大人数・Mod多数なら圧倒的に安い
8GB RAM / 4vCPU が €4.99(約840円)。Vultrで同等のRAMを確保すると$24(約3,700円)なので、4分の1以下です。Mod多数の構成や大人数サーバーでは差が決定的になります。
さらに転送量が無制限なので、大人数でワールドを共有しても転送量課金を気にせずに済みます。
引き換えに、時間課金がないこと(最低1ヶ月分)と、共有環境なのでCPU性能にブレがあることは織り込んでください。TPSが不安定になる可能性があります。
Linode 東京 — 安定性重視
価格は上の2社より高いですが、ネットワーク品質とハードウェア性能が安定しています。TPSの安定を最優先するなら候補になります。東京は新世代ハードの jp-tyo-3 を選んでください。
国内のゲーム専用VPSとの比較
正直に書いておきます。
| 海外VPS(Contabo東京) | 国内ゲーム専用VPS | |
|---|---|---|
| 月額(8GB相当) | 約840円 | 2,000〜3,500円 |
| Minecraft導入 | 自分でやる | テンプレートで即起動 |
| 管理パネル | なし | Web管理画面あり |
| 日本語サポート | なし | あり |
| バックアップ | 自分で設定 | 自動 |
構築を自分でできるなら海外VPSが安い、という単純な話です。サーバーの立ち上げに不安があるなら、国内のゲーム専用VPSを選んだほうが確実です。当サイトは海外VPSを扱っていますが、ここは正直に書いておきます。
立ち上げ手順の概要
# Java の導入(Minecraft 1.20以降は Java 17以上が必要)
sudo apt update && sudo apt install -y openjdk-21-jre-headless
# 専用ユーザーで動かす(rootで動かさない)
sudo adduser --system --group minecraft
cd /opt && sudo mkdir minecraft && sudo chown minecraft:minecraft minecraft
# サーバーを常駐させる(落ちても自動復帰)
sudo systemctl enable --now minecraft
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ゲームサーバーなら東京リージョン一択
Vultrは東京・大阪の2拠点があり、時間単位課金です。イベントの日だけプランを上げて、終わったら戻すという運用ができます。
- 日本リージョン: 東京・大阪
- 最安 $2.50〜 / 時間単位
- 東京・大阪の2拠点で日本からのレイテンシが最小
上記は広告リンクです。新規登録クレジット(金額・期間はキャンペーンにより変動)。価格・特典は公式サイトの表示が最新です。
よくある質問
Minecraftサーバーに必要なメモリはどれくらいですか
バニラで4〜5人なら2GB、10人程度なら4GB、Modを入れるなら8GB以上が目安です。Mod入りは同時接続数よりModの数がメモリを支配します。
海外VPSでゲームサーバーを立てて大丈夫ですか
日本リージョンがある会社を選べば問題ありません。東京リージョンなら往復2ms程度で、国内VPSと変わりません。日本リージョンのない会社を選ぶと68ms以上になり、快適なプレイは難しくなります。
国内のゲーム専用VPSと比べてどうですか
国内のゲーム専用VPSはMinecraft導入済みのテンプレートや管理パネルが付いて月1,000〜3,000円程度です。海外VPSは自力構築が前提ですが、同等スペックを半額程度で確保できます。
回線速度は重要ですか
Minecraftは帯域をほとんど使わないため、速度より遅延と安定性が重要です。ただし大人数でワールドを共有する場合、初回のチャンク送信で一時的に帯域を使います。